AI画像で絵本を作ってみよう【stable diffusionの使い方】

2022年9月29日木曜日

AI画像(stable diffusion)

t f B! P L

 魔法の呪文で画像を生成するStable  diffusion、まだまだ毎日夢中です。コツも少しずつ掴めてきてます。更に楽しいですね!

ハマっているオンラインゲームの時間も減ってきました。その分がstable diffusionに使われていってます。

今一番欲しいのはグラボたっぷり乗せたCore i7のパソコンです。新しいの買いたい。

あとゲーム用は別のパソコンにしたい。本当はMacのM2チップのやつを買いたかったのに。Intel Macは最近ちょっとパワー不足なにと、容量足りない。Macが慣れてるんですけどね、快適なstable diffusion環境にはWindowsの方がいいのかもと思い始めました。

おすすめのゲーミングパソコンのようにおすすめのAI画像作成パソコンが知りたい。コスパも含めて。

AI画像の沼は深いです。

さて、そんなAIイラストですが、これからの発展で多くの分岐を迎えるのでしょう。その可能性を考えるのも楽しいと思うのです。


AI画像の可能性としての絵本

さて、今回は絵本に注目です。

言葉からイラストが作られるのですから、そこにさらに言葉が生まれたら?

それをストーリーの形にしていく。

言葉ーAI画像ー言葉、という流れで、絵本という形になると言うのは想像すると心躍ります!


言葉、文字の羅列、text、エトセトラ

私の場合、頭の中の形になってない物って言葉や言葉の断片でふらふら漂ってる感覚です。

それを考えて考えて、考え抜いて何かの形にするのも大切なのですが、疲れている時や別の刺激を与えたい。そういう時にもAI画像って役立つと思うんです。もちろんそれが全てではないですが。

ゲーム感覚なのもいいです。

自分の中から何かを生み出す、それって素敵じゃないですか?


絵本の元を探して作る

魔法の呪文には強弱がありますし、美しいイラストが出来やすい呪文も発見されていっています。

ですが、ここは最初の試みとして好きな単語を鍋にポンポン放り込む感覚でやってみましょう。

小説家になろうなどのネット小説では異世界転生ものが流行っていますが、異世界ファンタジーが人気が出るのは分かります!新しい未知の世界!読む方も楽しいですが、書く方もファンタジーだからで押し通せる、力技が使えるのは利点です。

あと、画像作成のコツと言いますか、魔法の呪文のfunctionとして、「fantasy(ファンタジー)」を入れておくと背景とかも綺麗なそれっぽいものになってくれます。失敗の頻度を減らすという意味でも良い呪文です

そして今回の実行者の私も好きなのです。好きなものを選びましょう!楽しくなりたい、夢中になりたい、ならば好みのものをごった煮です!

今回は「異世界」「ファンタジー」「猫」「少女」「好き」「森」

これらの中から組み合わせ、stable diffusionで AI画像を20枚ほど作成。

そこからイラストの形になっているものを選択。

一枚のイラストから感じるイメージと、イラストを並べてみての変化、浮かんできた台詞、ランダムに入れ替えたり。

一枚だけの時と、イラストの繋がりを考えたときでは感じ方も変わりますね。

今回はイラストの順番を決めたあとは頭に浮かんだものを優先して話を作ってみました。


絵本【AI画像と生まれた小話】

⚪︎猫の森⚪︎

猫の森は不思議で不可思議、人にとっては未知なるところ。

何処にでもあり、何処にも無い。

猫たちだけが自由に行き来が出来るとても深い森である。


そんな猫の森のとある夜。

大きな満月が空を覆い、木々の枝の隙間から光を大地に届けてきた。

そうして暫く経った頃、森の中に奇々妙々な音が聞こえてきた。


にゃほっほー

にゅほっほー

にゃにゃっふふー


鳴き声とも泣き声とも言えるようなとっても不思議な響きだった。

一体全体なんだろう?

stable diffusionの猫画像、絵本の挿絵

音の中心にあったのは黒い塊。

普段は陽気で悪戯好きなクロネコが体を揺らして鳴いていた。

ふわふわの毛はそのままに、けれどいつもと違って頭のてっぺんに一本のツノが生えていた。

クロネコの自慢のしなやかな尻尾が今は棍棒のように太くなっているのも不気味だった。


クロネコの口元がケタケタ動くと音が溢れる。

楽しげで哀しげな音が木霊となって森の奥へと伝わっていく。


にゃほっほー

にゅほっほー

にゃにゃっふふー


音色が躍ると合わせるように、クロネコの頭のツノもむくりと伸びた。


木霊の音色を樹々たちが森の奥へと伝えていく。

猫の森の奥の奥、月夜だろうが闇夜だろうが淡い光が優しく漂う中心の地。

森のヌシともいえるような泰然と佇む巨木の元まで。


巨木はぶるりと一度、震えた。木の葉は落ちず、どっしりとした幹だけを震わせた。

「おやおやおや、なにごとだい?」

樹皮に大きく皺が寄り、笑った口元にも似た模様。そこから優しげな穏やかな声がした。


ヌシの木の樹皮がぴるりと動き、ひょっこりと幹から出たのは猫の耳のような三角形。

それは不思議な音に耳を傾けるようにピクピクと動いた。

耳に続くはふんわり毛。柔らかな猫の額毛は木の模様。

続いてピンッとヒゲが立つ。ピンピンピンと増えていく。

巨木の幹はいつの間にやら二股に。否、大きな猫が顔を出した。

にゃほっほー

にゅほっほー

にゃにゃふっふー

森に並んだ樹々たちが再び不思議な木霊をヌシの木まで届けてきた。


「まったく、仕方がないねえ」

今日の月は力が強すぎたのかしらと続く声は、困ったような、でももっと大きな愛しさが込められていた。


うにゃうにゃうにゃと大きさ以外は普通の猫と同じ形の口元がふにふにと動くと、引き寄せされるように周りの漂う淡い光たちが集まった。

そうして光を傘ににして、影の靄が形を作る。

猫の顔の輪郭がぼやけて一瞬、するりと人型が巨木から漂い出でた。

2本の足と2本の手。

頭には猫の耳をもつ人の姿。優美な女性がそこに居た。

猫の森のヌシたる彼女は人の姿と猫の姿も自由自在。今宵のヌシは猫耳の乙女の姿をとっていた。


嫋やかで優しい指先がゆっくり動く。

ヌシが膝に乗せたクロネコをゆうるりと撫でている。

「まだはやい。お前には未だ早い」

お前はまだ100年も生きてない。樹になるには未だ早いと囁きながら優しくクロネコの体を撫で摩る。


にゃーんと小さくクロネコが鳴く。

強張っていた体はだらりと流れ、ヌシの膝を占領してる。


ぐるぐるぐる

ごろごろごろ

喉が震えて溢れる音と蕩ける体。

クロネコの頭からぽろりと三角のツノが落ちた。

地面に転がったそれは尖った木の枝のよう。断面に見える輪の数はクロネコが生きた年の数。

あのままこの猫の森で強い月の光に身を任せ続けていたら、どうなっていたのだろう。

太くなって2本に分かれそうになっていた尻尾も今はクロネコの自慢のしなやかさを取り戻していた。


にゃあーん

甘えた声でもっと撫でてとクロネコがねだってくる。

愛おしい仲間の喉を指先で撫でながら、猫の乙女も微笑んだ。


十分に力をつけたら遊びましょう。

いっぱいたくさん色んな遊びを。

とてもとても美しく、猫と乙女は微笑みあった。


ここは猫の森

猫たちは森を自由に行き来して、生きて年経て力を付ける。

十分に生きてから樹になると、人にも猫にも樹にもなれる。


あまりに早く樹になると、日向ぼっこにはいいけれど、暫くそのまま眠ってしまう。

ネコは寝子、寝るのはとても好きだけど、気ままに散策するのも好きなのだ。

だからじっくり力蓄え、いっぱい遊べる変幻をしよう。自由自在が可能な変幻でとても愉しい未来を生きよう。


ここは猫の森

奥に生える数え切れない樹々たちは好きに眠って、時に気ままに猫に戻って彷徨い遊び、そうして人に混じって人を揶揄い、猫を助けて愛して楽しく過ごす。


急がなくていいからね。

気楽に気ままに楽しく遊んで過ごしながら、ゆっくりおまえも猫の森になるといい。


まとめ

選んだイラストからストーリーを作ってみました。

いかがでしたでしょう。

同じイラストでも順番次第でストーリーが変わってくるのは予想してましたが、順番を無理矢理にでも決めて書き始めてからも話が変わっていくので手強かったです。

自由度が高すぎるので、次回は一枚絵で試したいですね。

でも、「文字ーAI画像ーストーリーが生まれる」というのが実践できて良かった。

また挑戦しますので、良ければ読んでもらえると嬉しいです。


◉まずは自分が試してみたいという方はこちらの記事から

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プロフィール

書いてる人:お気楽にゃんこ


猫好きで犬好きで動物好き

熱しにくく冷めやすいが一度ハマると沼るタイプ


0か100かの極端思考に陥りやすいので、自分への戒めも兼ねてHNを付けました。


嵌ってるゲームや小説の紹介をしようと思ってたら、AIによる画像作成(stable diffusion)にどハマりして魔法の呪文の構成考えては楽しんでます

よろしくお願いします

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